AI時代の人材育成は「教える」から「判断経験設計」へ!980社・33.8万人の分析でわかった新しい考え方

  • 2026/3/22
  • AI時代の人材育成は「教える」から「判断経験設計」へ!980社・33.8万人の分析でわかった新しい考え方 はコメントを受け付けていません

なぜ今、「判断経験設計」が大切なの?

「たくさん教えてるし、仕事も任せてるのに、どうして自分で判断して動けないんだろう?」って、多くの職場で感じている課題ですよね。実はこれ、個人の能力だけの問題じゃないんです。

最近は働き方改革や業務効率化、IT化が進んで、限られた時間で成果を出すことが求められるようになりました。その結果、以前なら自然とできていた「試行錯誤する」「いくつか案を比較する」「上司と相談して判断理由を確認する」といった、判断力を育む経験が、実務の中でなかなか積みにくくなっているんです。

これまでのやり方や成功例をなぞるだけでは、顧客や状況が違う仕事に対応するのが難しくなってきています。だからこそ、知識を教えるだけでなく、仕事の中に「判断経験」を意識的に組み込む「判断経験設計」がすごく重要になってくるんです。

2種類の仕事の進め方、あなたの職場はどっち?

一見すると、どちらも部下に仕事を任せているように見えますが、実は中身が全然違う2つの仕事の進め方があるんです。

1. 前と同じように進める仕事

  • これまでのやり方を基準にする

  • まず過去の事例を探してから動きがち

  • 上司との会話は、主に確認や承認

  • 仕事は進むけど、判断理由が本人や組織に残りにくい

2. 条件の違いを見て進める仕事

  • 過去のやり方を参考にしつつ、今回の条件の違いをしっかり確認する

  • 何を判断すべきかがハッキリしている

  • 必要な事実確認や比較する視点がある

  • 上司との会話は、「なぜそう考えたか」の確認が中心

  • 経験が、ただの作業で終わらず判断経験として蓄積されやすい

大事なのは、これまでのやり方を使うこと自体が悪いわけじゃないってこと。問題は、本来は状況に合わせて判断すべき仕事まで、いつも通りに進めてしまうことなんです。

自分の職場を見直すヒント

もしあなたの職場でこんな状態が多いなら、仕事が「前と同じように進める」ことに偏っているかもしれません。

  • とりあえず過去の事例を探すところから始める

  • 今回の条件の違いより、「前と同じようにできるか」を先に見てしまう

  • 上司には結論や進捗だけを報告しがち

  • 他の選択肢を比較する機会が少ない

  • 結果は確認するけど、判断理由までは振り返らない

  • 経験者のやり方を覚えることが育成のメインになっている

もちろん、業務を安定させる上では、この進め方も合理的です。でも、顧客や案件ごとに条件が違う仕事では、これだけだと判断経験が積みにくいんです。だから、「前のやり方を使っているか」ではなく、「前のやり方だけで進めていないか」を見直すのがポイントですよ。

AI時代は「教える」から「判断経験設計」へシフト!

これまで、人材育成といえば「知識を教える」「手順を伝える」「過去のやり方を共有する」って考えられてきたんですけど、生成AIの登場で状況が変わってきました。

知識に基づいて答えたり、定型的な進め方を示したり、過去事例を参照したりする仕事の一部は、AIがこなせるようになってきています。そうなると、私たち人間に残るのは、

  • 状況に応じて何を優先するか

  • どの事実を重視するか

  • どの選択肢を選ぶか

  • なぜその判断をするのか

を考える仕事なんです。そして、こういう判断力は、ただ教えるだけでは身につきません。実際に仕事の中で、事実を確認し、比較し、理由を言葉にし、そして振り返る経験を通じて、はじめて育っていくものなんです。

だから、AI時代に企業が見直すべきなのは、教える量を増やすことじゃなくて、実務の中に判断経験が残るように仕事を設計することなんです。これが、リクエスト株式会社が提唱する「判断経験設計」という考え方です。

判断経験を育むために必要なこと

この問題は、「経験が足りない」とか「考える力が不足してる」といった個人の問題として捉えられがちですが、そうじゃないんです。足りないのは、単なる実務量ではなく、「判断経験として残る実務経験」なんです。

仕事を任せるだけでは、判断力は育ちません。前のやり方をなぞるだけでは、判断力は育ちません。やり方を具体的に教えるだけでも、判断力は育ちません。

判断力が育つためには、少なくともこんな要素が必要になってきます。

  • 今回の条件の違いをしっかり見る

  • 確認すべき事実をきちんと押さえる

  • 複数の選択肢を比較検討する

  • 上司と判断理由について話し合う

  • 結果を次回の基準に変えていく

これらの要素が仕事の中に組み込まれて初めて、経験はただの「作業経験」じゃなくて「判断経験」になるんです。だから今、企業に必要なのは、もっと細かく教えることではなく、経験が判断経験として積み上がるように仕事を設計することなんですね。

組織行動科学

この考え方は、980社・33.8万人の実践と分析を通じて明らかになったものです。判断経験設計の詳しい内容や、どこから見直すべきかなどを知りたい方は、リクエスト株式会社のウェブサイトをチェックしてみてくださいね。

リクエスト株式会社について

リクエスト株式会社は、「より善くを目的に」を掲げ、33.8万人の働く人のデータに基づいた「組織行動科学®」を基盤に、7つの研究機関が980社を支援している会社です。

組織行動科学®は、組織で働く私たちの思考や行動が「なぜ起こり」「なぜ続くのか」を事業環境と経験から解明し、より良い形で再現するための手段だそうです。

リクエスト株式会社 企業理念

TAKAweb master

投稿者プロフィール

いろんなことに興味を持ち、いろいろ試しています。
曲がったことが大嫌いで、噓をつく人は嫌いです。
嘘があふれる世の中で真実を追求する姿勢が大切だと思います。

この著者の最新の記事

関連記事

コメントは利用できません。

上城孝嗣・オフィシャルサイト

ページ上部へ戻る