個人投資家の注目はAI・半導体株に!「日経マネー」最新調査で見えた投資トレンド

  • 2026/6/20
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個人投資家の最新トレンド

この調査は2026年4月から5月にかけてウェブアンケート形式で行われ、7509人もの方々から有効な回答が集まりました。この規模の調査としては国内最大級です。この結果をまとめた特集記事「7500人調査で分かった!増やし方&守り方 勝者の投資術」は、『日経マネー2026年8月号』(2026年6月19日発売)に掲載されています。

日経マネー2026年8月号の表紙

投資スタイルに関する質問では、「高配当・優待狙いなどの利回り投資」が約22%で最も多く、次に「大型株・優良株中心の王道投資」が約20%という結果でした。これは前回の調査から順位が入れ替わった形です。

高配当・優待株が人気を集める背景には、東京証券取引所が2023年以降進めている市場改革、つまり資本効率の改善要請や上場維持基準の厳格化があります。これにより、プライム上場企業を中心に増配や株主優待制度の新設・拡充が相次ぎ、株主還元を重視する投資家にとっては追い風となっています。

自身の投資スタイルに関するアンケート結果

AI・半導体株の勢いが止まらない!

大型株への強い人気は、2025年後半から急騰したAI・半導体関連株の動きが大きく影響しています。日経半導体株指数は2025年初めから2026年5月末までに約3倍に上昇しており、同時期の東証株価指数(TOPIX)の上昇率1.4倍と比べてもその勢いは際立っています。この相場上昇は、特にAI・半導体関連株への資金流入が支えとなり、多くの個人投資家もその恩恵を受けているようです。自由回答では、1年半で株価が50倍以上になった半導体メモリー大手のキオクシアホールディングスなどで大きな利益を上げたというエピソードが多数寄せられました。

AI・半導体関連株の人気は2026年も続きそうです。「政府が掲げる『戦略17分野』の中で注目しているテーマ」という質問に対しては、約54%が「AI・半導体」と回答しています。市場の過熱感を指摘する声もありますが、AI技術の社会実装が進むにつれて、今後も持続的な成長を見込む投資家は多いと言えるでしょう。2位以下は「防衛産業」が約32%、「資源・エネルギー安全保障・GX(グリーントランスフォーメーション)」が約24%、「航空・宇宙」が約23%と続きました。

投資にAIを活用する時代へ

今回の調査では、AIツールを銘柄選びや売買判断に活用すると答えた投資家が全体の4割以上を占めるなど、AIの利用率の高さも明らかになりました。特に若い世代での利用が目立ち、10~20代では67%、30~40代では56%がAIを利用していると回答しています。一方で、50~60代は39%、70代以上は22%にとどまっており、世代間の差が見られます。

投資におけるAIの利用状況に関するアンケート結果

NISAの利用がさらに拡大!

2024年に拡充されてから3年目を迎えた少額投資非課税制度(NISA)は、回答者の約91%が利用しており、昨年から約3ポイント上昇しています。利用方法としては、つみたて投資枠(年120万円上限)と成長投資枠(年240万円上限)の両方を利用する人が全体の約60%を占めています。

NISAの利用状況と投資枠の使い方に関するアンケート結果

NISAの年間利用予定額についても質問したところ、つみたて投資枠は平均78.9万円、成長投資枠は平均170.3万円でした。これらは前回の調査からそれぞれ5.3万円、10.1万円増加しており、利用率と金額の両面からNISAを通じた投資意欲の高まりがうかがえます。

今回の調査結果は、個人投資家が市場の大きなトレンドをしっかりと捉え、新たなツールや制度を積極的に活用していることを示しています。投資を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

より詳細な情報や分析は、以下のリンクから『日経マネー2026年8月号』の最新情報をご覧ください。

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