Funds Startups、経営体制を強化!小島崇氏が取締役に、小原満美氏が執行役員/ファンドパートナーに就任

  • 2026/5/2
  • Funds Startups、経営体制を強化!小島崇氏が取締役に、小原満美氏が執行役員/ファンドパートナーに就任 はコメントを受け付けていません

組織体制変更の背景

同社は2023年にローンチした1号ファンドで、「金融機関共同研究型」というユニークなコンセプトのもと、既存の金融では資金調達が難しかった企業や分野、特に研究開発に時間と多額の資金を要する「ディープテック」領域にベンチャーデットという手法で資金を提供してきました。これにより、ディープテック領域での独自の立ち位置を確立しています。

近年、資本市場の状況変化やスタートアップの成長フェーズの多様化が進む中で、ベンチャーデットの重要性はますます高まっています。1号ファンドでの実績を土台に、さらなる資金供給の拡大とファイナンス手法の多様化を目指し、現在「2号ファンド」のローンチを準備しています。

この重要なフェーズにおいて、より高度で複雑な案件に対応し、大規模な資金供給を実現するために、今回の経営体制強化が決定されました。

新任役員のプロフィールとコメント

取締役 小島 崇(Takashi Kojima)

小島崇氏

略歴
1996年に上智大学を卒業後、三井信託銀行(現・三井住友信託銀行)に入社。2001年にジョージタウン大学大学院を修了後、ゴールドマン・サックス証券でグローバルオファリング案件に携わりました。
2002年からはフェニックス・キャピタルで、事業再生やNPL投資など幅広いバイアウト投資を経験。2013年からは新生銀行(現・SBI新生銀行)でベンチャー投融資や成長支援、オープンイノベーションを主導しました。デジタルガレージでのフィンテック事業立ち上げを経て、2024年4月にFunds Startups株式会社 執行役員/Funds Venture Debt Fundパートナーに就任。そして2026年5月、同社取締役に就任しました。

コメント
小島氏は、信託銀行から外資系証券、バイアウトファンド、スタートアップ支援と、四半世紀にわたり金融の最前線で「資本の力」と向き合ってきた経験から、日本のスタートアップにはデットファイナンスという強力な武器がまだ不足していると語っています。機関投資家の資金をスタートアップに還流させるためには、ベンチャーデットという金融商品自体が、機関投資家に認められる洗練されたものへとレベルアップする必要があると考えているとのことです。

取締役として経営の中枢に加わることで、Funds Startupsが提唱するベンチャーデットを、日本のスタートアップエコシステムにとって「不可欠なインフラ」へと昇華させ、起業家が資金調達の制約に縛られず、世界で成長できるよう全力でサポートしていくと述べています。

執行役員/ファンドパートナー 小原 満美(Mami Obara)

小原満美氏

略歴
State University of New York at Buffalo(B.Sc. in Finance)を卒業。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)の資格を持っています。
あおぞら銀行で資産運用商品の企画に携わった後、PE/デットファンド、非上場企業への投融資審査・リスク管理を歴任。2021年からはあおぞら企業投資で、ベンチャーデットファンドのキャピタリストとして多くの投資実行を主導しました。デロイト トーマツ ベンチャーサポートを経て、2024年7月にFunds Startups株式会社に参画し、Funds Venture Debt Fundのプリンシパルに就任。2026年5月、同社執行役員/ファンドパートナーに就任しました。

コメント
小原氏は、スタートアップの多様な資金ニーズに対し、ベンチャーデットという選択肢を提供することで成長を支援してきたと述べています。資本市場の環境変化やスタートアップの成長フェーズの多様化に伴い、エクイティだけに頼らず複数の資金調達手段を組み合わせる「最適資本経営」が求められる中で、ベンチャーデットの活用意義は一層高まっていると感じているとのことです。

今回の就任を機に、ファイナンス手法の高度化と提供価値の拡張を通じてスタートアップの「最適資本経営」の実現に貢献し、審査の高度化や迅速な意思決定で、再現性の高い資金供給体制を構築していく意向です。特にディープテック領域では、長期かつ不確実性の高い成長プロセスに合わせたファイナンスが重要になると考え、ディープテックスタートアップの資金ギャップ解消と持続的な成長支援にも力を入れていくとコメントしています。

同社は今後も、「社会的インパクトを創出するスタートアップが、最も理想的な成長を遂げられる仕組みを開発する」というビジョンのもと、多様なスタートアップが最適な資本戦略を選べる環境を整え、産業の発展に貢献していくとしています。

代表取締役 前川 寛洋氏からのメッセージ

代表取締役の前川寛洋氏は、小島氏と小原氏の昇格を喜び、両名がFunds Startupsが新たなステージに駆け上がるために不可欠なキーパーソンであると述べています。小島氏は同社の第一号社員として事業の礎を築き、ベンチャーデット市場の初期からその経験と知見で多くの実績をもたらしたと深く信頼を寄せ、今後のさらなる関与に期待しています。

小原氏については、「エース」としての活躍ぶりを称賛し、ファンド立ち上げ初期からミッションへの深い共感をもって投融資実行をリードしてきたと評価。特に、同社のバリューにも採用された「難しいというのは簡単だ」という言葉は、同社の根幹的な姿勢を示す代名詞となっていると語っています。その目覚ましい活躍を踏まえ、パートナーという新たな舞台で共に仕事ができることを大変嬉しく思っているとのことです。

Funds Startupsは1号ファンド組成から約2年でフルインベストメントを達成し、今後はベンチャーデットの取り組みをさらに拡大し、ミッション達成に向けて新たな経営陣を中心に力を尽くしていくとしています。

Funds Startupsについて

Funds Startups株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:前川寛洋)は、「社会的インパクトを創出するスタートアップが、最も理想的な成長を遂げられる仕組みを開発する」をミッションに掲げ、ファンズ株式会社の100%子会社として2023年12月に設立されました。

Funds Startupsは、Funds Venture Debt FundのGPとしてファンド運営や金融機関へのベンチャーデットに関する支援を主に行っています。今後はこの事業を中核としつつ、スタートアップ専門の投資銀行部門のような役割として、スタートアップの資金調達手段の多様化や環境整備なども手がけていく予定です。

詳細はこちらで確認できます。

TAKAweb master

投稿者プロフィール

いろんなことに興味を持ち、いろいろ試しています。
曲がったことが大嫌いで、噓をつく人は嫌いです。
嘘があふれる世の中で真実を追求する姿勢が大切だと思います。

この著者の最新の記事

関連記事

コメントは利用できません。

上城孝嗣・オフィシャルサイト

ページ上部へ戻る