新入社員がイキイキ働く秘訣は「ガクチカ」の“やり方”だった!自己理解とP-E fitがカギ

  • 2026/8/6
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研究の背景

最近はどこも人手不足で、新入社員がすぐに辞めてしまうのを防ぐのは、多くの会社にとって大きな課題になっていますよね。そこで注目されているのが、「ワーク・エンゲイジメント」という考え方。これは、仕事に対してポジティブで充実した心理状態のこと。でも、新入社員のワーク・エンゲイジメントをどうやって高めればいいのか、具体的な方法はまだハッキリしていませんでした。

そこで今回の研究では、「学生時代の課外活動における経験学習」に注目!いわゆる「ガクチカ」が、入社後の仕事への活力にどう繋がるのかを調べてみたんです。特に、ガクチカでの「経験の仕方」が「自己理解」を深め、それが会社との「個人-環境適合(P-E fit)」を通じて、ワーク・エンゲイジメントにどう影響するかを検証しました。

研究の概要

4年制大学を卒業して正規雇用された新入社員50名を対象に、入社約10ヶ月後の1月にアンケートを実施。ガクチカの内容や経験学習の程度、自己理解の程度、主観的な適合感、そしてワーク・エンゲイジメントについて調査し、構造方程式モデリングという方法で分析を行いました。

研究の結果

分析の結果、ガクチカを通して経験学習をしっかり積んでいた人は、自己理解と入社後の主観的な適合感が高く、その結果としてワーク・エンゲイジメントも高いという関連性が見つかりました。

経験学習、自己理解、P-E fitがワーク・エンゲイジメントに与える影響

組織づくりへの提言

今回の研究から、新入社員がイキイキと働くために、会社がこれからどんな組織づくりをしていけばいいか、3つのポイントが見えてきました。

  1. ガクチカの「有無」や「内容」よりも「経験の仕方」に注目!
    大事なのは、どんな活動をしたかだけでなく、その活動を「どう経験したか」というプロセスです。経験を通じて「自己理解」を深めることが、高いワーク・エンゲイジメントにつながる前提条件になるんですね。

  2. 選考ではガクチカへの「取り組み方」を見極めよう!
    採用選考では、ガクチカの有無だけでなく、「どう体験し、何を学び、どう活かしてきたか」という、内省的な経験(経験学習)の有無や内容に迫ることで、その人が会社で活躍できる可能性を見極めるヒントになるでしょう。

  3. ワーク・エンゲイジメントを高める「適材適所」の配置設計!
    選考で見極めた本人の能力や自己理解に基づいて、入社後にその人に合った仕事や環境へ配置すること(P-E fitの実現)がとっても重要です。適切な採用基準と適正な配置が連動すれば、早期離職の抑制にもつながると考えられます。

学術アドバイザーと研究主任者のコメント

学術アドバイザーからは、「企業と学生の双方が自分自身と相手について十分に理解したうえで選択を行うことが、両者のフィットを高めるうえで重要」とのコメントがありました。経験学習を通じて自己理解を深めた学生ほど、自分に合った企業を選ぶ可能性が高いそうです。

研究主任者であるWevox/R&Dチームの眞鍋一水さんは、「ガクチカをただ体験するだけでなく、内省的に観察し、次の試みに実験的に取り組んでいる人ほど自分に対する理解が深まるという仮説が支持された」と話しています。採用側も選ばれる側だという意識を持ち、仕事の「魅力化」や良いマッチングの実現が大切だと強調しました。

アメリカ心理学会年次大会で発表

本研究は、2026年8月6日(木)にアメリカ心理学会年次大会にて発表されます。

学会名:アメリカ心理学会 年次大会
URL:https://convention.apa.org/
期間:2026年8月6日〜8日
標題:Effect of Experiential Learning on Person-Environment Fit and Engagement

Wevoxへのお問い合わせはこちら: https://get.wevox.io/contact

会社概要

株式会社アトラエは、People Tech(テクノロジーによって人の可能性を拡げる)事業を展開しています。

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投稿者プロフィール

いろんなことに興味を持ち、いろいろ試しています。
曲がったことが大嫌いで、噓をつく人は嫌いです。
嘘があふれる世の中で真実を追求する姿勢が大切だと思います。

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