株式会社Dmeltと東京学芸大学が共同研究を開始!AI時代の新しい学びとキャリアの形「キャリア・クラフティング」に注目

  • 2026/7/2
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株式会社Dmeltと東京学芸大学が共同研究を開始!

株式会社Dmeltと国立大学法人東京学芸大学が共同研究契約を結びました!東京学芸大学の副学長である堀田龍也教授とタッグを組み、AX(AIトランスフォーメーション)時代にぴったりの「キャリア・クラフティング」をベースにした新しい教育モデルの研究開発を進めていくとのことです。

研究の背景って?

最近、生成AIなどのデジタル技術がどんどん進化して、これまで人間がやっていたルーティンワークが自動化されるようになってきましたよね。そんな中で、「人間らしさって何だろう?」と考える機会が増えています。働き方も大きく変わってきていて、一つの仕事に縛られず、いろんな役割をこなしながら学び続ける「マルチステージな人生」が広がりつつあります。キャリアも「一度決めたら終わり」ではなく、生涯にわたって自分でどんどん更新していくもの、という考え方が主流になってきました。

国際的にも、OECD(経済協力開発機構)は、学習者が自分で目標を立てて行動する力「エージェンシー」や、個人と社会の幸せを目指す「ウェルビーイング」を教育の真ん中に置くことを提唱しています。先生たちも主体的に学び続けることが大事だと言われています。

AX時代を迎える今、「企業での人材育成」と「学校教育」というこれまで別々に語られてきた分野で、「どうすればウェルビーイングを目指して、主体的にキャリアを切り開ける人材を育てられるか」という共通の大きなテーマが注目されています。今回の共同研究は、まさにこの社会の動きに応える実践的な取り組みなんです。

「キャリア・クラフティング」って何?

本研究の中心にあるのが「キャリア・クラフティング」という考え方です。これは、自分のキャリアをただ受け身で進めるのではなく、自分の価値観や興味の変化に合わせて、主体的にキャリアをアップデートしていくこと。もともとは企業での人材育成や組織行動の研究で発展してきた概念ですが、学校教育に応用する試みはまだまだこれから。成人を対象とした研究は進んでいて、実証的な基盤がある分野として確立されつつあります。

共同研究の目的と具体的な内容

この共同研究では、「キャリア・クラフティング」を軸に、学習者が自分の人生を主体的にデザインするために必要な力って何だろう?ということを整理し、それを学校教育に取り入れて、社会に広げていくことを目指しています。2026年度中を目標に、以下の4つのことに取り組む予定です。

  • A. 資質・能力の整理
    主体的にキャリアを更新し続けるために必要な力と、それをサポートする教育者に必要な力を整理して、教育現場で使えるフレームワークを作ります。

  • B. プログラムの開発・実証
    学習者の成長段階に合わせたプログラムのアイデアを整理し、実際にプログラムを開発していきます。

  • C. 教職課程学生・現職教員との検討
    教職課程の学生さんや現役の先生方から意見を聞いて、この研究で作るフレームワークがどれくらい役に立つのか、どう活用できるのかを検討します。

  • D. 思考・行動・内省ログの標準データフォーマット策定
    学習者の考え方、行動、振り返りのプロセスを継続的に記録し、蓄積するための標準データフォーマットを設計します。

東京学芸大学との連携に期待!

東京学芸大学は、文部科学省から「教員養成フラッグシップ大学」に指定されている、日本の先生を育てるリーダー的な大学です。2023年からは「自律型カリキュラムデザイン」という研究・実践に取り組んでいて、学生が自分で学びとキャリアをデザインできる先生養成モデルを国内に先駆けて実践・検証してきました。

今回の研究では、東京学芸大学のこうした先進的な取り組みと連携することで、AX時代を生きる次世代の教育者を育てることにも貢献していきたいと考えているそうです。

堀田龍也教授からのメッセージ

堀田龍也教授
東京学芸大学の堀田龍也教授は、社会や産業構造が大きく変わる中で、学習者が主体的に学び、自分でキャリアを形成していく力をどう育むかが、学校教育にとってとても大切な課題だと語っています。現在進められている学習指導要領の改訂でも、このテーマは重要なポイントの一つなんだとか。

「次世代の教育人材育成を担う東京学芸大学の立場から、『キャリア・クラフティング』という視点を学校教育の文脈で捉え直す本共同研究に大きな可能性を感じています。株式会社Dmeltとともに、これからの社会に求められる次世代教育モデルの構築と、その社会実装に向けた研究を進めてまいります。」とコメントしています。

堀田龍也教授は、東京学芸大学の副学長であり、教職大学院の教授も務めています。教育工学や情報教育・メディア教育が専門で、文部科学省の視学委員や国立教育政策研究所の上席フェローなども歴任し、次期学習指導要領の策定やGIGAスクール構想など、日本の教育の情報化やデジタル学習基盤に関する政策・研究に深く関わっている、まさに教育界のスペシャリストです。

株式会社Dmelt担当者の声

株式会社Dmeltの田﨑智憲さんは、「キャリア・クラフティング」は企業の人材育成で発展してきた概念だけど、学校教育に体系的に取り入れるアプローチはまだ確立されていないと指摘します。東京学芸大学の「自律型カリキュラムデザイン」は、「キャリア・クラフティング」と相性が良い先進的な実践だと感じているそうです。この共同研究を通じて、学習者が主体的に学び、キャリアを形成し続けるための教育モデルを作り、学校教育と社会をつなぐ新しい知見を生み出すことに取り組んでいくとのこと。

中田一朗太さんは、生成AIの普及で学び方や働き方が大きく変わる今、AIを使いこなす力だけでなく、自分の経験や振り返りを通して学びとキャリアをアップデートしていく力が重要だと語っています。教育現場の実践的な知識とAI・データ活用の知見を組み合わせて、一人ひとりの主体的なキャリア形成をサポートする仕組み作りを進めていくそうです。将来的には、この研究で得られた知見を社会全体に広げ、みんなの主体的な学びとキャリア形成を支える取り組みに発展させていきたいと意気込んでいます。

株式会社Dmeltについて

株式会社Dmeltは、2024年4月3日に設立された東京学芸大学発のベンチャー企業です。

ご興味のある方は、ぜひDmeltのウェブサイトをチェックしてみてくださいね!

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投稿者プロフィール

いろんなことに興味を持ち、いろいろ試しています。
曲がったことが大嫌いで、噓をつく人は嫌いです。
嘘があふれる世の中で真実を追求する姿勢が大切だと思います。

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