スタートアップ経営者が注目する政党は「チームみらい」!自民党を大きくリードする結果に
- 2026/2/24
- 独立・起業
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注目政党は「チームみらい」がトップ!
今回の調査で最も注目すべきは、スタートアップ経営者が最も注目する政党として「チームみらい」を挙げた割合が43.4%に達し、選挙で圧勝した自民党(22.1%)を大きく引き離した点です。これは、一般有権者が「安定」を選んだ一方で、変化を求めるスタートアップ経営者の関心が、既存の対立軸を超えた新しい政治勢力に向かっていることを示唆しています。

安定政権への評価と経済政策への懸念
与党が圧倒的多数の議席を確保し、「長期安定政権」の基盤が整ったことについては、経営者の6割以上(63.9%)が「支持する」と回答しました。迅速な意思決定と法改正が可能な「安定政権」をポジティブに捉えていることが分かります。

しかし、経済政策に関しては懸念も示されています。新政権の政策における最大のリスク要因として、「財政規律の緩みによる将来的な増税・社会保険料アップ、円安、インフレ」が挙げられました。積極財政の副作用である「金利上昇」や「財政悪化」への警戒感が鮮明になっています。一方で、約4割の経営者は、スタートアップ経営への影響は特に懸念していないと回答しています。
「金利ある世界」への移行と資金調達
積極財政とセットで語られる「金利ある世界」への移行が、資金調達や経営にどのような影響を与えるかという問いに対しては、41.0%の経営者が「影響は限定的であり、特に懸念していない」と回答しました。これは、エクイティ(株式)を主な調達手段とするスタートアップならではの資金調達構造が影響していると考えられます。金利コストのデメリットよりも、国策と連動した市場拡大のメリットを重視する経営者が多いようです。

成長戦略で期待される分野
新政権が成長戦略の重点投資対象として掲げた17の戦略分野の中で、日本経済にプラスになると期待されているのは、「AI・半導体」(26.2%)と「コンテンツ」(19.7%)の2強でした。国策投資が進む技術分野と、日本の強みであるIP産業が高く評価されています。

スタートアップ経営者の生の声
新政権への期待と懸念について、経営者からは次のような声が寄せられています。
【期待】成長戦略・投資加速への要望
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「AI・半導体への投資は絶対に緩めないでほしい。ここが日本のラストチャンスだ」(AI関連 / シリーズB)
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「防衛産業への参入障壁を下げ、スタートアップの技術をもっと活用すべき」(宇宙・防衛 / シリーズA)
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「安定政権だからこそできる、痛みを伴う岩盤規制の打破を期待する」(SaaS / シリーズC)
【懸念】財政規律・金利・バラマキへの警鐘
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「金利上昇は許容するが、その分ゾンビ企業の延命をやめ、新陳代謝を促してほしい」(FinTech / シリーズA)
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「積極財政の名の下に、既得権益層へのバラマキが復活することだけは避けてほしい」(プラットフォーム / シリーズB)
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「円安是正とエネルギー価格の安定を最優先に。コスト増で体力が削がれている」(製造・素材 / シリーズA)
【注目】高市政権へ伝えたいこと
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「数の力で押し切るのではなく、チームみらい等の野党案も柔軟に取り入れる度量を見せてほしい」(ヘルスケア / シード)
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「若手議員の登用と、テクノロジーへの理解促進を強く望む」(Web3 / シード)
調査の総括
今回の調査から、スタートアップ経営者たちは新政権の「安定」と「成長投資」を歓迎する一方で、財政規律には厳しい視線を向けていることが分かりました。「チームみらい」への高い注目は、彼らが本質的な変革を望んでおり、実利と改革を同時に求めるリアリストな姿勢が鮮明に映し出されていると言えるでしょう。
調査概要
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調査タイトル:第51回衆院選・高市政権に関するスタートアップ経営者意識調査
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調査期間:2026年2月10日〜2月12日
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調査対象:スタートアップ企業 経営者・役員
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有効回答数:61名
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調査方法:インターネット調査





























