農情人、全国の普及指導センター新任所長向け研修で「農業×生成AI」の最前線を語る!

  • 2026/6/19
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農業現場で広がる生成AIの可能性

現在、生成AIは社会のさまざまな分野で活用が進んでいますが、農業現場でもその波が押し寄せています。記録や資料作成、販売促進、経営分析、人材育成など、身近な業務での活用事例が少しずつ増えているそうです。

一方で、「何ができるか分からない」「費用がかかりそう」「回答の信頼性が不安」といった声も聞かれるように、農業分野での生成AI活用はまだ始まったばかり。日常業務に定着させるには、さらなる理解と実践が求められています。

地域農業を支える専門家である普及指導員は、生産者への技術指導や経営相談、情報提供などを行っています。生成AIの普及に伴い、普及指導業務にAIをどう取り入れるか、そしてAIと普及指導員の専門性をどのように融合させるかが、新たな課題として浮上しています。

講義で紹介されたAI活用のヒント

今回の講義では、株式会社農情人の代表取締役である甲斐雄一郎氏が登壇し、生成AIを単に答えを出す道具としてだけでなく、課題を整理し、より良い問いを考えるための「パートナー」として活用する視点が紹介されました。

農業者による生成AI活用事例

具体的な活用事例として、以下の6つが紹介されました。

  • 動画を活用した酪農作業マニュアルの作成と多言語化

  • 品種ごとの原価を見える化し、経営判断に役立てる事例

  • 温湿度データとAIを組み合わせた生育・出荷判断の可視化

  • 生成AIの無料プランや音声入力を活用した人材育成

これらの事例は、大規模な設備投資だけでなく、日々の業務から生成AIの活用を始められることを示しています。

AIの特性と利用上の注意点

生成AIは「過去の情報を映す鏡」のようなものであり、その回答は学習データや入力情報に左右されると説明されました。そのため、前例の少ない事象への対応には限界があること、回答に偏りや誤情報が含まれる可能性があること、そして最終的には人間が内容を確認する必要があることが強調されました。また、個人情報や機密情報を安易に入力しないといった情報管理上の注意点も共有されました。

AI時代における普及指導員の役割

AIは普及指導員の専門性を代替するものではなく、業務をサポートする道具になり得るという考えが共有されました。汎用的なAIの回答を地域や個々の農業者の実情に合わせて読み解くこと、現場で一次情報を集めること、AIの回答を検証すること、未知のリスクに備えること、そして農業者同士の実践的な知恵や失敗事例をつなぐことなどが、普及指導員の専門性が光る重要な領域として挙げられました。

参加者のAI活用状況

研修当日の簡易アンケートでは、半数以上の参加者がすでに何らかの生成AIを業務で利用していることが分かりました。主な用途としては、会議の挨拶文や訓示の作成、議事録の要約、資料やチラシの作成などが挙げられています。一方で、農業技術指導や経営支援といった専門的な領域での活用は、これから本格的に検討していく段階にあるようです。

農業×生成AIの研修・勉強会を提供

株式会社農情人では、農業現場における生成AIの実践事例を積み重ね、生産者とそれを支援する普及指導機関の双方に役立つ情報を提供しています。農業と生成AIをテーマにしたセミナーや講義、勉強会について、目的に合わせて柔軟に内容を構成するとのことです。

研修や勉強会について検討している方は、公式サイトから問い合わせてみてください。

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講師と企業情報

講師プロフィール

甲斐雄一郎氏

甲斐 雄一郎
株式会社農情人 代表取締役。2021年8月に農情人を創業し、「農業×情報×人財」を軸にコンサルティング事業を展開。日経xTREND、Forbes Japan、時事通信、日本農業新聞など多数のメディアで取り上げられている。著書に『シンNFT戦略』がある。

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提供サービス(一部):

  • 農業マーケティング支援

  • 農業×ブロックチェーンの企画開発

  • メタバースコンサルティング

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いろんなことに興味を持ち、いろいろ試しています。
曲がったことが大嫌いで、噓をつく人は嫌いです。
嘘があふれる世の中で真実を追求する姿勢が大切だと思います。

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