大学受験の英語、英字新聞がカギ!2026年度入試でジャパンタイムズ記事が180問も出題

  • 2026/7/23
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英字新聞での読解対策が有効ってホント?

最近の大学入試の英語では、AIや環境問題、フェイクニュースといった「今の社会」をテーマにした英文が増えています。これらのテーマは、ただ英語が読めるだけでなく、その背景にある社会問題を理解していないと、なかなか歯が立たない問題が多いんです。

こうした入試の傾向を見ると、ジャパンタイムズの記事がこれほど多く採用されるのも納得ですよね。英字新聞を読んで日頃から時事問題に触れておくことが、読解力アップに直結すると言えそうです。

どの英字媒体が人気?採用傾向をチェック!

ジャパンタイムズが発行する英字媒体はいくつかありますが、それぞれ出題されやすい傾向があるみたいです。

  • The Japan Times(採用数:86本)
    外国人・移民政策、労働、SNS、AI・テクノロジー、環境問題、サステナビリティなど、社会の深い課題を扱った論説記事が多く採用されています。国際的な視点や社会構造を理解する高度な読解問題や論述問題でよく使われる傾向があります。医歯学部では、脳や老化といった医療・サイエンス系の記事も安定して採用されているんですよ。
    採用記事例:

    • Japan struggles with digital transformation(東京女子大学)

    • Record number of technical trainees go missing in Japan in 2023(東京外国語大学)

    • AI services growing popularity among language learners in Japan(愛知学院大学)

    • Japan to launch broad review of immigration policies amid rise in foreign nationals(津田塾大学)

  • The Japan Times Alpha/Alpha J/ST(採用数:93本)
    Alphaやその前身であるSTは、SNSやAI、文化、心理、人間関係など、受験生にとって身近で理解しやすい社会問題のテーマで多く採用されています。英語(言語習得)や語法について英語で説明する記事も毎年コンスタントに出題される定番素材です。筆者の体験や意見が述べられたエッセーや、生活シーンを切り取った会話文も人気で、幅広い学部・学科で採用されやすい傾向が見られます。
    採用記事例:

    • AI in education: Is it an opportunity or a challenge? (湘北短期大学・徳島文理大学)

    • Scrolling away our focus — the attention span problem(跡見学園女子大学)

    • On demand (語彙解説)(神田外語大学)

    • Life as an ExpatーNew Year’s greeting(会話文)(西武文理大学)

  • Sustainable Japan(採用数:1本)

ジャパンタイムズアルファ紙面

2026年度英語入試のトレンドと対策アドバイス

東進ハイスクール・東進衛星予備校/河合塾の英語講師である土岐田健太先生によると、早慶をはじめとする難関私大・国公立大の英語長文では、AI時代における人間の独自性、環境・食料問題、フェイクニュースといった最新の時事テーマがよく出題されているそうです。現代社会の背景にある社会問題への関心や深い理解が問われる傾向が強まっているとのこと。

2026年度入試 英語長文の3大頻出テーマ

  • AIと人間の知性(Humanity & AI): AIの悪用による大学教育の危機、声優業や俳優業、芸術作品の著作権問題など、AI時代における人間の独自性や権利が狙われるテーマです。AIの悪用による大学教育の危機、声優業、俳優業、芸術作品の著作権問題などの出題も予想されます。

  • 環境・フードロス(The Environment& Food Loss): 気候変動だけでなく、画像生成や食料不足問題など、人間の活動が招く現実的な問題を扱う英文が増えています。

  • フェイクニュースやSNSの功罪(Fake News&Social Media): マルチタスクや携帯端末が人間の集中力、コミュニケーション、メンタルヘルスに与える影響、フェイクニュースに関する議論は定番化しています。これらは英作文でもよく出題されるテーマです。

こうしたトレンドを踏まえると、英字新聞を継続的に読むことは、長文読解の基礎力を高めるだけでなく、時事キーワードや社会問題に関する知識を自然に蓄積できるため、入試で問われる「内容を理解し、背景を踏まえて読み解く力」を効率的に鍛えるのにとても有効です。英語力と社会的視野を同時に広げられる、まさに一石二鳥の学習素材と言えるでしょう。

土岐田先生からのアドバイスとしては、過去問だけにとらわれず、英字新聞などを活用して「現代を斬る」ようなエッジの効いた新しいテーマの英語長文を積極的に読むことが求められるとのこと。単語の意味をただ暗記するだけでなく、言葉の定義までしっかりつかむ語彙力も重要だそうです(例:generative AI「生成AI」、bias「偏見」、zero-sum game「ゼロサムゲーム」、paradox「逆説」など)。

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ジャパンタイムズについて

The Japan Timesは1897年に創刊された、日本で最も歴史ある英字新聞です。日本の「今」と「未来」を世界に発信しており、国内外の読者に広く読まれています。そのアーカイブは、近現代史研究やアジア研究にも活用されているそうです。

ジャパンタイムズ出版について

ジャパンタイムズ出版は、2019年7月にジャパンタイムズの出版事業部門が独立して創業しました。50年以上にわたる語学教材開発の知見を活かし、英語学習書籍や、紙面とWebサービスを組み合わせた『The Japan Times Alpha』『The Japan Times Alpha J』、そして日本語学習教材などを発行しています。『初級日本語 げんき』シリーズは累計350万部を超える人気教材だそうですよ。

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