アートで新しい自分に出会う!「tra-bon」が提供する学びの場

  • 2026/5/1
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アートの新しい勉強室「tra-bon」が発足!

2026年5月より、アートにまつわる小さな企てのプラットフォーム「tra-bon(とらぼん)」が事業活動を開始しました。これは、クリエイティブコレクティブ「tra-」とアート複合施設「GASBON METABOLISM」がタッグを組んで実現した新しい試みです。

「tra-bon」は、教育機関や法人向けのラーニングプログラム、そして会員制アカデミーといったサービスを提供し、アートを通して人々の「姿勢」と「視座」を育むことを目指しています。

GASBON入口

「tra-」と「GASBON METABOLISM」って?

ガスアズインターフェイス株式会社が運営する「GASBON METABOLISM」は、2022年から山梨県北杜市で活動しているアート複合施設です。これまでに3万人もの来場者が、作品鑑賞だけでなく参加型のアート体験を楽しんできました。

現代アートのインスタレーション

一方、「tra-」はアーティスト菊池宏子氏を主軸とする活動体で、20年以上にわたりアート&カルチャーを介したプロジェクトデザインとグローバルなネットワークを築いています。最近では、有楽町アートアーバニズム YAUでの「ゆ〜す相談室」や、企業のリーダー向けワークショップなども手掛けています。

風船が舞うイベントの様子

YAUでのワークショップ風景

この二つの活動体が「GASBON METABOLISM」で出会い、新しいアートの勉強室「tra-bon」が誕生しました。

参加型アートで広がる学びの体験

「tra-bon」は、アーティストの「インストラクション(指示)」に従って参加者自身が表現に加わる「インストラクションアート」を核としたプログラムを展開しています。

過去の実績から見る「tra-bon」の魅力

これまで「tra-bon」は、アートの合同展示会「NEW PLATFORM -Alternative ASIA-」やアートフェア「EASTEAST_TOKYO 2025」に出展し、多くの来場者から好評を得てきました。大人から子どもまで300名以上が作品を体験し、「tra-bon」の活動への理解を深めています。

これらの作品は、実際のラーニングプログラムを通じて提供されるとのことです。

《欠けているものの作品 / MISSING PIECE》

2025年9月に「NEW PLATFORM –Alternative ASIA–」で展開されたこの作品は、参加者が自分や社会の「MISSING PIECE」を風船に書き、空間を風船で満たしていくインスタレーションです。「欠けているもの」を起点とした交流が生まれ、多くの対話が交わされました。

白い風船にメッセージが書かれたアートインスタレーション

風船に絵を描く子供

水色の風船に漢字を書く子供

《探され人の作品 / WANTED PIECE》と《いらないものの作品 / PREWANTED PIECE》

「EASTEAST_TOKYO 2025」では、上記の作品に加え、《探され人の作品 / WANTED PIECE》と《いらないものの作品 / PREWANTED PIECE》の3点が発表されました。

アート展示会の様子

《探され人の作品 / WANTED PIECE》では、参加者が自分自身の尋ね人のポスターを作成する体験を通じて、自分という存在を客観的に考える機会が提供されました。

手書きの尋ね人ポスターが貼られた壁

様々な手書きメモやイラストが貼られた壁

《いらないものの作品 / PREWANTED PIECE》では、自分の持ち物の中から「いらないもの」を一つ選び、展示するという行為を通して、自身の行動や価値観に迫るプログラムでした。

「いらないものの作品」の説明と展示

壁一面に日用品が貼り付けられたアート

これらの体験は、参加者に深い気づきや対話の機会をもたらしました。

今後のイベント情報

2026年5月14日(木)から16日(土)には、“循環”をキーワードに多様なプロフェッショナルが集まるフェスティバル「都市と循環 Circular Cities Conference & Festival 2026」に出展する予定です。ぜひ足を運んでみてくださいね。

都市と循環 Circular Cities Conference & Festival 2026

イベントの詳細やチケット購入はこちらからどうぞ。
https://cccf2026.peatix.com/

「tra-bon」が大切にしていること

「tra-bon」は、子どもから大人まで、人生のどのステージにいる方にもアートを「人生の友」として楽しんでもらいたいと願っています。特に大切にしているのは「姿勢」と「視座」を育むこと。

アートはすぐに答えをくれるものではありません。作品と向き合い、関わり、表現する中で、自分自身の立ち位置や物事への向き合い方を少しずつ育んでいく。その営みの中で、心の奥深くに「もうひとつの空間」を見つけることができると「tra-bon」は信じています。

提供されるサービス

ラーニングプログラム

教育機関や法人向けに、人材研修、単発ワークショップ、出張展示など、ニーズに合わせた柔軟なプログラムを提供します。

  • 参加型展示: 来場者が参加することで完成する「インストラクションアート」を通じて、内側からの小さな変容を促します。

  • 研修: キャリアデザイン、チームビルディング、リーダーシップに特化した研修プログラムを共同で構築します。

  • 再演: 現代美術の「パフォーマンスアーツ」への参加や体験を通じた学びと対話の機会を提供します。

  • ワークショップ: 子どもや親子向けのイベントやワークショップを通じて、「インストラクションアート」の体験を提供します。

会員制アカデミー

個人向けの参加型ワークショップを半年間で10回程度、定期的に開催します。コミュニティへの参加や各イベントへのスポット参加も可能です。

  • 講師を招いての勉強会: 各分野の第一線で活躍する講師を招き、知識や実践的な視点を共有。参加者同士の議論を通じて学びを深めます。

  • ワークショップ体験: 単発プログラムから会員向けオリジナルコースまで幅広く提供。対話の時間を設け、学びを自分の言葉で深められるよう設計されています。

  • コミュニティへの参加: 肩書きや名刺にとらわれず、価値観の核心から始まる会話が生まれる場。共通の関心を持つ人々との出会いが、視点や可能性を広げます。

  • GASBON METABOLISMへのエスカーション: 「tra-bon」の拠点である「GASBON METABOLISM」への現地訪問プログラム。物理的な作品や空間を体験し、日常では得られないインスピレーションと出会う機会を提供します。

「tra-」とアーティスト菊池宏子氏について

「tra-」は、アーティスト菊池宏子氏を主軸とした活動体で、アート&カルチャーを介したプロジェクトデザインとグローバルなネットワークを持っています。名称の「tra-」には、ラテン語の「越える」「変換する」という意味が込められており、共創を起点とし、未完成性やプロセスを重視する姿勢を表しています。

「tra-」についての詳細はこちらをご覧ください。
About tra-

菊池宏子氏は、1960年代の前衛芸術運動の影響を受け、アートを媒介とした関わりの中で、現代社会における環境や状況のコンテクスト化をテーマに活動するアーティストです。国内外で多数の作品制作やプロジェクトを手がけ、参加型・体験型の表現を展開しています。

菊池宏子氏のプロフィール写真

菊池宏子氏のウェブサイトはこちらです。
kikuchihiroko.com

「tra-bon」について興味を持った方は、ぜひ問い合わせてみてください。

TAKAweb master

投稿者プロフィール

いろんなことに興味を持ち、いろいろ試しています。
曲がったことが大嫌いで、噓をつく人は嫌いです。
嘘があふれる世の中で真実を追求する姿勢が大切だと思います。

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