ITエンジニアの約半数が「管理職になりたくない」!その理由は「報酬が見合わない」から?

  • 2026/6/22
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ITエンジニアの「管理職離れ」ってホント?約半数が「なりたくない」と回答!

「管理職って、正直ちょっと…」そう思っているITエンジニアは意外と多いのかもしれません。

株式会社キッカケクリエイションが25歳から39歳の非管理職ITエンジニア428名を対象に行った実態調査で、ITエンジニアの「管理職離れ」のリアルな状況が明らかになりました。

ITエンジニアの「管理職離れ」に関する実態調査

管理職志望はまさかの拮抗状態!

調査によると、将来的に管理職(課長相当以上)になりたいと回答したITエンジニアは50.0%(「非常にそう思う」15.2%、「ややそう思う」34.8%)。一方で、「あまりそう思わない」(22.0%)、「全くそう思わない」(25.5%)を合わせると、管理職になりたくないと考えている人が47.5%と、ほぼ半数を占める結果となりました。

あなたは、将来的に管理職 (課長相当以上) になりたいと思いますか。

「割に合わない」が管理職を避ける最大の理由

管理職になりたくない理由として最も多かったのは、「業務量や責任が増える割に報酬が見合わないから」で54.7%に上りました。次いで「上司と部下の板挟みになるストレスが大きいから」(44.8%)、「残業代がつかなくなるなど実質的な手取りが減る可能性があるから」(29.1%)が続きます。責任やストレスが増えるにもかかわらず、それに見合うだけのメリットを感じられない、というのが本音のようです。

管理職になりたくないと思う理由

また、72.2%ものITエンジニアが、職場で管理職に対して「割に合わない」「なりたくない」といったネガティブなイメージが広がっていると感じていることも判明しました。

お勤め先では、管理職に対して「割に合わない」「なりたくない」といったネガティブなイメージが広がっていると感じますか。

給与以外に重視するのは「柔軟な働き方」と「心理的安全性」

仕事で給与以外に重視することのトップは「柔軟な勤務時間や働く場所の自由度」(51.4%)、次いで「心理的安全性のある職場環境」(40.9%)でした。現代のITエンジニアは、働き方の自由度や精神的な安定を強く求めていることがうかがえます。

あなたが仕事において、給与以外に重視していることを教えてください。

昇進よりも「副業・複業」でキャリアを広げたい!

キャリアにおいて「1社での昇進・昇格」よりも「副業・複業などを通じて技術の幅を広げること」に魅力を感じるITエンジニアは65.5%と、多数を占めました。

あなたは、自身のキャリアにおいて、「1社での昇進・昇格」よりも「副業・複業などを通じて技術の幅を広げること」の方に魅力を感じますか。

その理由としては、「収入源を複数持つことで経済的に安定するから」(51.4%)と「1つの会社に依存するリスクを分散したいから」(50.4%)が上位を占めています。安定した経済基盤の構築と、会社に縛られない自由なキャリア形成を志向するエンジニアが多いことがわかります。

副業・複業などを通じて技術の幅を広げることに魅力を感じる理由を教えてください。

中には、「昇進に伴う業務内容や精神的負担に対して、給与が割に合わない。それなら副業で好きなように稼いだほうがいい」といった声や、「一社での昇給には限りがあり、大きな増額はないので、分けたほうが良い」という意見も見られました。

管理職の魅力を高めるには?

では、どうすれば管理職に魅力を感じるようになるのでしょうか?

管理職を引き受けてもよいと思う年収増額は「100万円以上200万円未満」が27.1%で最多となりました。しかし、「金額に関わらず管理職にはなりたくない」と回答した人も13.3%存在しています。

現在の年収に加えてどの程度年収が上がるなら、管理職(課長相当以上)を引き受けてもよいと思いますか。

管理職に魅力を感じる条件としては、「管理職でも柔軟な働き方(リモートワーク・フレックス等)ができること」(38.1%)、「業務量や責任に見合った報酬体系への見直し」(34.6%)、「管理職にならなくても昇給・昇格できるスペシャリスト(IC)コースの整備」(30.8%)が挙げられました。

管理職のあり方がどのように変われば、管理職に魅力を感じると思いますか。

「管理職は罰ゲーム」「向いてないと思った時、技術方面にいきたいときに方向転換できる制度があれば」といった自由回答からは、現在の管理職の役割設計に対する強い不満と、キャリアパスの多様性を求める声が聞こえてきます。

ITエンジニアのキャリア観は変化している!

今回の調査結果から、ITエンジニアの「管理職離れ」は、単に管理職になりたくないという感情的なものではなく、旧来の役割設計に対する合理的な判断であることが浮き彫りになりました。

また、副業・複業への高い関心は、一つの企業に依存せず、自身のキャリアをポートフォリオのように多角化しようとする現代のトレンドを反映していると言えるでしょう。

優秀なITエンジニアを確保し、組織が成長し続けるためには、報酬体系の見直しはもちろん、海外のテック企業で一般的な「スペシャリスト(IC)コース」の導入など、管理職を「自己犠牲を伴う役割」ではなく、「魅力的な選択肢」として再定義する、新しいキャリアパスの提示が急務となりそうです。

本調査の詳細は、以下のコラムで確認できます。
https://itrend.kikkakeagent.co.jp/articles/217

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詳細はこちらでチェックしてみてくださいね。
https://itrend.kikkakeagent.co.jp/

本調査は、リサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査で、2026年3月25日〜3月26日に実施されました。調査結果を利用する際は、出典元として「キッカケエージェント」の名前を明記し、ウェブサイトで使用する場合はhttps://kikkakeagent.co.jp/へのリンクを設置してください。

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いろんなことに興味を持ち、いろいろ試しています。
曲がったことが大嫌いで、噓をつく人は嫌いです。
嘘があふれる世の中で真実を追求する姿勢が大切だと思います。

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