子どもの自信を育む「聴く力」って?教育評論家・親野智可等氏とLively岡えり氏が語る、100%満足イベントレポート!

  • 2026/4/16
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子どもの自信を育む「聴く力」って?教育評論家・親野智可等氏とLively岡えり氏が語る、100%満足イベントレポート!

「アドバイスより先に共感」をテーマに、親子の自己肯定感を高める「聴く力」について語り合うトークイベント「Active Listening Talks(ALT)Vol.2」が、2026年3月13日(金)に東京・代々木八幡コミュニティセンターで開催されました。

教育評論家の親野智可等氏と、株式会社Lively代表の岡えり氏が登壇し、「ひとを伸ばす言葉、トゲになる言葉」をテーマに深掘り。参加者からは「満足」または「大変満足」という回答が寄せられ、満足度100%を達成したこのイベントの様子をお届けします。

イベント告知画像

なぜ今、家庭に「聴く力(アクティブリスニング)」が必要なの?

最近の調査(こども家庭庁 令和6年版こども・若者白書 など)によると、子育て家庭の約6割が「孤独感」を感じているそうです。核家族化が進む中で、親が孤立し、つい子どもにきつい言葉をかけてしまう悪循環が生まれています。

また、日本の若者の自己肯定感が低い背景には、家庭での「評価や判断を伴うアドバイス」が多いことが指摘されています。

株式会社Lively代表の岡えり氏は、医療現場で「親の言葉に一生縛られ続ける人々」を目の当たりにした経験から、「子どもの健全な心を育てること(親が原因となるトラウマを作らないこと)」を最優先する社会の必要性を訴えました。

親野智可等氏が語る「トゲのある言葉」の正体と、関係修復のヒント

『親の言葉100』の著者であり、マンガ「ドラゴン桜」の指南役としても知られる教育評論家の親野智可等氏は、自身の教師時代の失敗談を交えながら「言葉の重み」について語りました。

親野氏講演中の画像

対談では、今日から実践できる「自信を育む3つの習慣」として、以下のメソッドが紹介されました。

  • アドバイスより先に共感: 子どもが弱音を吐いたとき、励ますよりも先に「大変だったね、お母さんでも悩むわ」と100%受け止めることで、子どもは自分で気持ちを整理し始めます。

  • 和して同ぜず(共感と同調の違い): 気持ちには共感するけれど、不適切な行動に安易に同調しないことが大切です。これにより、甘やかすのではなく「信頼関係(ラポール)」が築かれます。

  • 先褒め効果: 「書き直しなさい!」と言う前に、「この字のはらいは綺麗だね」と肯定的な言葉をかけましょう。先に褒めることで相手の心が開き、その後の提案が受け入れられやすくなります。

「親のSOSを誰が聴くのか」——話すことが最強のセルフケアになる理由

親野氏は、自身が保険の営業担当者に2時間話を聞いてもらっただけで「心に羽が生えたように軽くなった」という経験を挙げ、第三者に「ただ聴いてもらうこと」の救いを語りました。

「親は日頃のストレスで、常に『キレる準備』ができているものです。だからこそ、優先順位をつけて手抜きを許可し、自分の弱音を吐き出せる場を持つことが、結果的に子どもを伸ばす言葉がけにつながるのです。」

岡氏と男性の対談画像

岡えり氏も、3人の子育て中に「朝起きて寝るまで、常に子ども優先の生活の中で、知らぬ間に親自身の気持ちが置き去りになってしまう」と感じた経験を共有しました。仕事終わりに疲れて家に帰る前に、LivelyTalk(ライブリートーク)で話すことで思考が整理され、気持ちがスッキリし、子どもたちと笑顔で接することができると語りました。

参加者の声

イベントに参加した方々からは、次のような感想が寄せられました。

  • 「共感するけど、同調はしない。頭で分かっているつもりだったけど、この言葉にハッとしました」

  • 「夫婦関係やコミュニケーション全般に通ずる話が聞けて本当に素晴らしい時間でした」

  • 「豊富な経験に裏打ちされたエピソードを聞くことができ、大人の普段の人間関係にも通じるものがあり、とても有意義な時間でした」

  • 「お母さんたちはキレる準備ができている——この言葉が刺さりました」

参加者の集合写真

Active Listening Talks(ALT)とは

Active Listening Talks(ALT)は、株式会社Livelyが主催する月次開催のトークイベントシリーズです。各界の第一人者をゲストに迎え、Lively代表・岡えり氏との公開対談形式で「アクティブリスニング(傾聴)」をさまざまな角度から深掘りします。

アクティブリスニング(積極的傾聴)とは、相手の言葉を評価・判断せず、共感的・能動的に受け取る傾聴の技法です。1on1の質向上、心理的安全性の構築、子育ての言葉かけ、夫婦間コミュニケーションなど、人間関係のあらゆる場面に応用できるスキルとして注目されています。

今後の展開

次回は2026年4月10日(金)に、株式会社サンリオエンターテイメント代表取締役社長の小巻亜矢さんをゲストに迎え、組織の中で対話をどう活かすか、そしてすべての経験を活かすキャリアをテーマに深掘りする予定です。

登壇者プロフィール

親野 智可等(おやの ちから)氏

親野氏プロフィール写真

教育評論家。本名、杉山桂一。長年の教師経験をもとに、子育て、しつけ、親子関係、勉強法、学力向上、家庭教育について具体的に提案されています。『親の言葉100』『子育て365日』などベストセラー多数。人気マンガ「ドラゴン桜」の指南役としても著名で、全国各地で講演活動を行っています。

岡 えり(おか えり)氏

岡氏プロフィール写真

株式会社Lively 代表取締役社長。作業療法士として精神科や訪問リハビリの仕事に従事後、3人の子育てと仕事の両立が困難で専業主婦に。社会から断絶された生活で孤独を感じた経験から、「人は話を聴いてもらうだけで元気になる」というコミュニケーションの価値を再認識しました。「聴く」という新しい働き方の選択肢をつくるため、2020年に株式会社Livelyを創業。オンライン傾聴サービス「LivelyTalk(ライブリートーク)」の運営や、企業向けアクティブリスニング研修などを幅広く展開しています。

株式会社Lively/LivelyTalkについて

株式会社Livelyは、「聴くで世界を変える」をミッションに、アクティブリスニング(傾聴)の実践と普及に取り組む会社です。オンラインアクティブリスニングサービス「LivelyTalk」の開発・運営、アクティブリスニングを用いた企業研修・コミュニティ運営・認定講座などを行っています。

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投稿者プロフィール

いろんなことに興味を持ち、いろいろ試しています。
曲がったことが大嫌いで、噓をつく人は嫌いです。
嘘があふれる世の中で真実を追求する姿勢が大切だと思います。

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