2006年04月09日
前回の日記でのメッセージ、メールでのメッセージを本当にありがたく思います。
4月4日 11:04 母は永眠しました。
最期は僕の目の前で、すーっと息を引き取りました。
安らかな綺麗な顔をしていました。
今回は「尊厳死」について病院側とも意見を交わしながらいろいろと考えさせられました。
3/30 に病院に運び込まれた段階で心配停止1時間だったのですでに脳死状態で、蘇生したといっても人工呼吸器によって肺と心臓が動かされている状態。
この段階から、手術もできないし回復する事も100%ないと言われていました。
・・・ただ現実を受け入れられないのと、奇跡があると信じたい気持ちで複雑な状態でした。
看病の合間にネットでいろいろ調べていると医療機器や薬などで無理に命を引き伸ばす現実も見えてきたので、母の死を受け入れる覚悟ができた4/3に病院側へ「生きている人間に対して投与するドパミン(薬)の量に戻して欲しい」との話をしました。
ドパミンとは血圧を上げる薬で、僕が調べた中ではかなり投与量がオーバーしていました。
この件で病院側を責めるつもりはありません。
いろんな人達と会わせてあげる時間を作ってもらったので、むしろ感謝しています。
入院時、通夜、告別式へいろんな人に来て頂き、話を聞く中で母の偉大さをあらためて知る事ができました。
自分の事よりも先に他人のために行動してきた姿。
深い思いやりの心。
・・・どれをとっても敵いません。。。
母に負けないように生き、母を超えれるように心がけたいと思います。
今回は皆さんの温かさも知る事ができ様々な事を学べたように思います。
ありがとうございました。
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