武蔵野大学がアントレプレナーシップ教育の最前線をレポート公開!「大人の意識」がカギってどういうこと?

  • 2026/3/13
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「手段の目的化」と「大人の意識」が問われる

分科会は「①探究×アントレプレナーシップ」、「②AI時代の学びの再設計」、「③Global Entrepreneurship Education(英語セッション)」の3つのテーマで行われました。議論を通じて強く浮かび上がったのは、「正解を探すこと」「点数を取ること」「受賞や資金調達を目指すこと」といった“手段の目的化”への強い違和感でした。

また、生徒や学生の資質の問題ではなく、失敗を許容しない社会構造や、私たち大人側の意識こそが問われているという認識が共有されたことは、非常に重要なポイントです。最後に、各テーマの議論を全体で共有し、「教育者自身がまず変わること」の重要性が改めて確認されました。

分科会テーマとモデレーター

分科会テーマ モデレーター
①探究×アントレプレナーシップ 武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 学部長 伊藤 羊一
②AI時代の学びの再設計 Indeed Japan 株式会社 Head of Self-serve Business 鈴木 淳也
③Global Entrepreneurship Education(英語セッション) 武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 教授 津吹 達也

フォーラムの様子

多くの参加者が笑顔でポーズをとっている集合写真です

教室の黒板を背景に、学生と大人を含む多数の日本人男女が笑顔で集合写真に収まっている

多様な参加者が集まる教室で、起業家教育のセミナーが開催されている様子

オープニングセッションでは、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 学部長の伊藤 羊一氏が登壇し、「アントレプレナーシップは起業のためだけの力ではなく、人生を自ら選択するための力である」とフォーラムの趣旨を共有しました。

尖った髪型の男性が、教室のような場所でマイクを手にプレゼンテーションを行っています

また、「研究発表」としてフリー株式会社とアントレプレナーシップ学部、ウェルビーイング学部の3者による「幸福度に関する共同研究」について、フリー株式会社「起業時代」編集長の磯貝 美紀氏から中間報告がありました。

マイクを持って講演する女性の姿

続いて、インド工科大学、シンガポール国立大学、フィリピン大学ディリマン校、インドネシア・マルチメディアヌサンタラ大学などの海外事例紹介に加え、日本国内の高校における実践事例として山形県の惺山高等学校と徳島県の神山まるごと高等専門学校の事例も発表されました。

海外事例発表者

眼鏡をかけたアジア系の男性が、マイクを持って講演している様子です
BLOCK71, NUS Enterprise Deputy Director HENG Wui Liang氏

眼鏡をかけた男性がマイクを手にプレゼンテーションを行っている様子
National University of Singapore, EDIC Area Director, Industry Liaison Keith Tan氏

講演会場で、一人の男性が聴衆に向けてプレゼンテーションを行っています
Indian Institute of Technology Bombay (IIT Bombay) Professor, Innovation and Competitiveness Dr. Kirankumar S. Momaya氏

スーツを着た男性がマイクを持って話している様子を捉えた画像です
Indian Institute of Technology Hyderabad (IIT Hyderabad) Assistant Professor and Head of Department Lohithaksha Maniraj Maiyar氏

眼鏡をかけた女性が、黄色いバティック柄のジャケットを着用し、マイクを持って話している様子です
Universitas Multimedia Nusantara Vice Rector for Student Engagement, Employability, and Entrepreneurship Ika Yanuarti Loebiantoro氏

マイクを手に持ち、熱心に話す男性の姿
University of the Philippines Senior Lecturer Jocel Isidro Dilag氏

眼鏡をかけた男性がマイクを手に持ち、ステージ上で講演を行っている様子です
TechShake Pte. Ltd. CEO & Co-Founder Kotaro Adachi氏

国内事例発表者

紺色のスーツと眼鏡をかけた男性がマイクを片手に笑顔で話しています
惺山高等学校 髙橋 亮氏

青い作業着を着た男性が、屋内でマイクを手に持ち、真剣な表情で話している様子です
神山まるごと高等専門学校 齋藤 亮次氏

教育者自身が変わることで、新たな挑戦へ

武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 学部長の伊藤 羊一氏は、今回のレポートについて「教育に関わる多様な実践者が立場を越えて混ざり合い、率直に問いを共有した結果生まれた」とコメントしています。

黒い背景の前でカメラをまっすぐ見つめる、ブリーチされた髪とゴアティが特徴的な男性のポートレート

アントレプレナーシップ教育の本質は、何かを教え込むことではなく、一人ひとりが本来持っている力を引き出すことにある、と伊藤氏は語ります。今回の対話が、それぞれの現場での新たな挑戦につながることを願っているとのことです。次回のフォーラムは2027年1月31日(日)に開催が予定されており、レポートも公開していく予定です。

武蔵野大学アントレプレナーシップ学部について

武蔵野大学アントレプレナーシップ学部は、日本で唯一のアントレプレナーシップ学部として2021年に開設されました。『世界の幸せをカタチにする。』という大学のブランドステートメントに基づき、高い志と倫理観を持ち、失敗を恐れずに挑戦し、新たな価値を見出し、創造していくアントレプレナーシップを持つ人材を育成しています。

青い空の下、歴史を感じさせる大きな建物が広がるキャンパス風景です

武蔵野大学は1924年に設立され、2003年に武蔵野大学に名称変更。2004年の男女共学化以降、大学改革を推進し、学生数13,000人超の総合大学へと発展してきました。2019年には国内私立大学初のデータサイエンス学部を、2021年には国内初のアントレプレナーシップ学部を開設しています。2024年には創立100周年を迎え、世界初のウェルビーイング学部を開設するなど、2050年の未来に向けてクリエイティブな人材を育成するための大学改革を進めています。

詳細はこちらから!

今回のフォーラム全体および各テーマのレポートは、以下のリンクから確認できます。

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いろんなことに興味を持ち、いろいろ試しています。
曲がったことが大嫌いで、噓をつく人は嫌いです。
嘘があふれる世の中で真実を追求する姿勢が大切だと思います。

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