新NISA、利用者は8割超え!でも「年間投資額50万円未満」が最多で、67%が資産運用に不安を感じている実態が明らかに

  • 2026/3/12
  • 新NISA、利用者は8割超え!でも「年間投資額50万円未満」が最多で、67%が資産運用に不安を感じている実態が明らかに はコメントを受け付けていません

新NISAの利用率は驚きの81%!

「新NISAを利用していますか?」という質問に対し、「現在利用している」と答えた人は243人(81.0%)に上り、新NISAが非常に広く浸透していることがわかります。投資をしている人の多くが、この新しいNISA制度を活用しているようです。

新NISA利用状況

年間投資額は「50万円未満」が最多

しかし、年間投資額を見てみると、少し異なる実態が見えてきます。

「新NISAの年間投資額はいくらですか?」という質問で最も多かった回答は「50万円未満」で137人(45.7%)でした。次いで「50万円〜100万円未満」が54人(18.0%)、「100万円〜240万円未満」が42人(14.0%)と続きます。一方で、非課税枠の上限である「240万円以上」を投資している人はわずか15人(5.0%)にとどまっています。制度上は大きな投資枠が用意されているものの、実際に満額を活用できている人は少ないようです。

新NISA 年間投資額

値動きや投資枠に戸惑いの声も

新NISAを始めて「想定外だったことはありますか?」という問いには、「特にない」と答えた人が122人(40.7%)で最も多く、制度自体は一定程度理解されていることがうかがえます。しかし、「値動きが思ったより大きかった」が50人(16.7%)、「投資枠を使い切れなかった」が40人(13.3%)といった声も上がっています。中には「含み損が出た」という人も28人(9.3%)、「手続きや仕組みが難しかった」という人も26人(8.7%)いました。これから新NISAを始める人にとっては、このような点も事前に知っておくと良いかもしれません。

新NISA 想定外だったこと

資産運用への不安は高水準

さらに、現在の資産運用に対する不安についても調査が行われました。「現在の資産運用に不安はありますか?」という質問に対しては、「ややある」が151人(50.3%)、「非常にある」が50人(16.7%)となり、合わせて201人(67.0%)が何らかの不安を感じていることが判明しました。新NISAの利用率が高い一方で、約3人に2人が資産運用に不安を抱えているという実態は、市場環境や将来の見通しに対する投資家の慎重な心理を反映していると言えるでしょう。

現在の資産運用に不安はありますか?

今後の投資意向は「現状維持」が主流

今後の投資額について尋ねたところ、「現状維持」が145人(48.3%)と最も多い結果となりました。次いで「増やす予定」は104人(34.7%)、「まだわからない」は42人(14.0%)、「減らす予定」は9人(3.0%)となっています。「増やす予定」と「現状維持」を合わせると83.0%となり、多くの投資家が投資を継続する意向であることがわかります。しかし、積極的に増額を考えている層は3人に1人程度にとどまり、堅実な継続姿勢が主流であることがうかがえます。

今後の投資意向

まとめ:新NISAの浸透と慎重な投資家心理

今回の調査から、新NISA制度は8割以上の利用率を誇り、まさに「資産形成のインフラ」として定着しつつあることがわかりました。しかし、その一方で、約67%の人が資産運用に不安を感じており、年間投資額も「50万円未満」が最多という結果に。今後の投資意向も「現状維持」が約半数を占め、「増やす予定」は35%程度にとどまっています。

新NISAは多くの人に利用されている制度ですが、投資家の皆さんの心理は決して強気一辺倒ではないようです。市場環境や家計の状況、将来への不安などを踏まえ、「不安に備えるための行動」として、慎重な姿勢で投資を続けている人が多いのかもしれません。

資産運用メディア「Asset Knowledge(アセットナレッジ)」は、今後も新NISAをはじめとした制度の活用実態や個人投資家の意識変化を継続的に調査し、生活者の皆さんの目線に立った信頼性の高い情報を発信していくとのことです。

TAKAweb master

投稿者プロフィール

いろんなことに興味を持ち、いろいろ試しています。
曲がったことが大嫌いで、噓をつく人は嫌いです。
嘘があふれる世の中で真実を追求する姿勢が大切だと思います。

この著者の最新の記事

関連記事

コメントは利用できません。

上城孝嗣・オフィシャルサイト

ページ上部へ戻る