ヤマチクが短編映画『いただきます』英語字幕版を公開!海外の子どもたちと「ITADAKIMASU」の心を世界へ

  • 2026/3/11
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「いただきます」の心を世界に!ヤマチクの新たな挑戦

熊本県南関町で竹の箸を作り続けて60年以上の歴史を持つ株式会社ヤマチクが、短編映画『いただきます』の英語字幕版を公開しました。このプロジェクトは、カナダのバーノン日本語学校と協力し、日本にルーツを持つ子どもたちが「いただきます」という言葉の持つ深い意味を英語に翻訳する過程を通じて、日本の文化を理解し、世界に発信することを目指しています。

涙を流す若い人物の顔が印象的な画像です。暗い背景とドラマチックな照明が、映画やドラマの感情的なワンシーンを思わせます。タイトル「ITADAKIMASU」や制作陣の名前が記載されています。

2026年3月10日にYouTubeで公開されたこの英語字幕版は、2026年5月9日にはバーノン日本語学校主催の「Japanese Food and Film Festival」で国外初上映される予定です。

短編映画『いただきます』英語字幕版はこちらから視聴できます。
https://youtu.be/NglbnRUS5U

映画から始まった国際協働プロジェクト

ヤマチクは2025年8月に、日本に根付く「あらゆるものへの感謝」の精神や親子の愛を描いた短編映画『いただきます』を公開しました。この映画は、言葉の壁を越えて「いただきます」の文化を伝えることを目指して制作され、公開後にはYouTubeで18万回を超える視聴回数を記録し、国内外から大きな反響を呼びました。

この映画をきっかけに、バーノン日本語学校からヤマチクへ声がかかり、今回の国際協働プロジェクトがスタートしました。バーノン日本語学校は、100年以上の歴史を持つ会館を拠点に、日本語と日本文化を次の世代に伝える継承語学校です。生徒たちが成長するにつれて、教科書学習だけでは文化や言葉への興味を維持するのが難しいという課題を抱えていました。

ヤマチクは、日本語に込められた意味や背景を再考する機会が、現代社会において大きな意義を持つと考えています。日本語学校の「日本語や文化を次世代へつなぎたい」という思いと、ヤマチクの「『いただきます』に込められた文化的な意味を伝えたい」という思いが重なり、生徒たちが映画の英語字幕制作に取り組むことになりました。

日本語学校の教室で、子供たちがタブレットやノートパソコンを使いながら熱心に学習している様子です。スクリーンには「お箸ができるまで」というテーマが表示され、女性講師が指導しています。グループで学ぶ活気ある教育風景が捉えられています。

ラップトップPCの画面にGoogle Meetのビデオ会議が表示されています。複数の参加者(大人や子供)が各々の画面に映り、オンラインで交流している様子が伺えます。会議のタイトルや参加者名、日時などの情報も確認できます。

「いただきます」を翻訳する深い学び

「いただきます」という言葉は、食材となった命への敬意や、食べ物に関わった全ての人への感謝を含む、非常に多層的な意味を持っています。そのため、一言の英語に置き換えるのはとても難しい言葉です。

プロジェクトでは、生徒たちが一つのセリフに対して複数の英語表現を考え、映像の状況や登場人物の気持ちに最も合う言葉を話し合いながら選んでいきました。バイリンガルやトライリンガルの子どもたちも、日本語を英語に直訳する際にぎこちなさを感じることがあったそうです。そこで「Act It. Find It. それって自然な英語?」という問いかけのもと、実際に声に出して演じながら、自然な英語表現になっているかを確かめるプロセスを踏みました。

リョウタが「いただきます」の意味を母親に質問し、母親が命と料理を作った人への感謝の気持ちを込める言葉だと説明する会話の記録です。

この翻訳プロセスを通じて、生徒たちは日本語の言葉の背景にある文化や価値観を改めて深く理解することができました。

バーノン日本語学校の高井教諭は、このプロジェクトについて「子どもたちの好奇心が折り重なるような形で進めてきた」とコメントしています。プロジェクトの詳細は、バーノン日本語学校のウェブサイトで確認できます。

短編映画『いただきます』について

短編映画『いただきます』は、岡田蓮さんと村上美香さんが出演し、株式会社映gent ro.manが制作、中川典彌さんが脚本・監督・撮影・編集、鎌田優紀子さんが音楽を担当しました。ヤマチクが企画・製作を手がけ、2025年8月4日に公開されました。

近年、SNSでは「“いただきます”はキモい」といった声も見られますが、海外では「美しい文化だ」「真似したい」と共感されることもあります。この多層的な感謝の意味を持つ言葉を、言語や意識、関心の壁を越えて世界に届けたいというヤマチクの強い思いから、この短編映画は制作されました。竹の箸だけを作り続けてきたヤマチクだからこそ伝えられる価値がある、そんなメッセージが込められています。

映画の著作権は株式会社ヤマチクに帰属します。教育利用や上映会を希望する場合は、下記公式HP内のお問い合わせフォームから事前に相談が必要です。
https://hashi.co.jp/

ヤマチクについて

株式会社ヤマチクは、熊本県南関町に本社を置く竹の箸メーカーです。「すべてのあたりまえを、ありがとうに。」をビジョンに掲げ、1963年の創業以来、「竹の、箸だけ」を作り続けています。材料となる竹も地域の山々から一本ずつ切り出し、日本で唯一の純国産の竹箸を製造しています。自社ブランド「okaeri」は、PentawardsやニューヨークADCなど数々の海外賞を受賞し、国内外で高い評価を得ています。2023年11月には、工場敷地内に直営のファクトリーショップ「拝啓」をオープン。そして、この短編映画『いただきます』も大きな話題を呼んでいます。

株式会社ヤマチク 公式サイト

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投稿者プロフィール

いろんなことに興味を持ち、いろいろ試しています。
曲がったことが大嫌いで、噓をつく人は嫌いです。
嘘があふれる世の中で真実を追求する姿勢が大切だと思います。

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