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清涼飲料水の販売規制

2013-07-04

アメリカでは2009年より全米の公立小中学校で、自動販売機での糖分入りのソーダの販売を禁止しました。

これは、アメリカ清涼飲料水協会による自主規制です。販売禁止の理由として、子供の肥満増加を懸念する健康団体や各州の保険当局の要求に応じたものとしています。

協会は次のように声明しています。
”子供たちがカロリーの摂取と消費についての正しいバランス感覚を養うことができるのなら、それは結果的に健康な人生を手助けすることになるでしょう。

今回の規制はこのバランス感覚を子供たちが習得するのに貢献するに違いありません。”

この事柄は、先の僕のブルームバーグのソーダ販売規制の記事へと繋がります。

アメリカでは肥満や生活習慣病の急増の主要原因として、砂糖の害を認識しています。

ブルームバーグが貧困層でのフードクーポンによるソーダの購入禁止という政策を打ち出したのも、貧困層ほど砂糖の消費量が多く、肥満や生活習慣病になるという現実があったからです。

そういうアメリカの現状を知るにつけ、なぜ日本人は砂糖や異性化糖の危険性を認識しないのだろうか、非常に不思議に思います。

がFacebookで砂糖の害を啓蒙しても、とんちんかんな批判が後を絶ちません。何で日本人はそんなに無知なのでしょう?

ちなみに、いつものように問題をさらに深く掘り下げてみましょう。砂糖の害は主に貧困層でみられ、貧困層の多くが飢餓ではなく肥満で苦しんでいます。

アメリカでは(日本もそうですが)、砂糖入りの清涼飲料水や食品が、ミネラルウォーターや生鮮食料品よりも安く手に入ります。

ですから、食費を節約しようとすると、どうしても糖質過多になってしまうのです。

日本では一億総中流化と呼ばれて久しいですが、アメリカという国は中流という階層の人がほとんど存在しません。

アメリカ建国の元となったイギリスには、現在でも階級制度が根強く残っています。

いわゆる、上流階級(Upper Class)、中流階級(Middle Class)、労働者階級(Working Class)ですね。

アメリカという国は決して平等な国ではなく、社会階層は歴然として存在します。

しかし、ごく一部のUpper Classと、その他大半のWorking Classという構図です。

労働者階級の中でも、特に貧困層が公立の学校に通うのです。

だから、アメリカの公立学校には自動販売機があるんですね。

一方Upper Classの人たちは、小学校から寄宿舎付きの私立学校に通います。

こういう学校には、当然構内に自動販売機など、ありません。

この事からも、アメリカでは砂糖の害が知れ渡っているにもかかわらず、貧困層を中心に砂糖を大量に消費する、いわゆる”砂糖中毒”の人が後を絶たないのです。

アメリカから見れば、日本は一億総”Working Class”に見えることでしょうね。

(さとうながお)

 

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