新訳 君主論 (中公文庫BIBLIO)
マキャヴェッリは君主の持つべき美徳、避けるべき悪徳についてさまざまに論じています。
悪徳については「憎悪」と「軽蔑」を避けるべきだと注意しています。
君主が軽蔑されるのは無節操、軽薄、軟弱、臆病、優柔不断と見られる場合である。
君主はあたかも暗礁を警戒するように、このように見られないように用心しなければならない。
そのためには行動にあたって偉大さ、勇気、威厳、堅忍不抜さが見られるようにし、個々の臣民の取り扱いに際しては自らの決定が撤回不可能であることを知らしめるべきである。
としています。
・・・・日本のトップはどうでしょう??
他にもこの君主論が面白いのは、国を動かすものは善人ぶっているだけではいけない。
時には冷酷であれ。
とも記しています。
・・・最近の政治家は国民の顔色ばかりうかがっていて迎合するばかり。
誰にどう思われてもいいから国のために命を懸け信念を貫くという人が現れて欲しいと思います。
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