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ソフトウェアが農業をのみ込み始めた?

2013-08-01

農業の世界にいよいよシリコンヴァレーで鍛えられたソフトウェア開発者たちが参入し始めた。

なぜいま農業なのか?

アメリカの先駆者たちに訊いてみた。

『WIRED』VOL.8 特集「フードシステムを変革する新世代農業ヴェンチャー」~

 

「アメリカの農業を支えている大企業の多くは、数年前からITを駆使したデータ解析農法『プレシジョン・アグリカルチャー』に未来を感じて、そこに多くの資本を投下しているんだ。彼らが行っているのは、センサーを使って位置情報に基づいた農場の正確なデータを取得し、トラクターをコンピューターに自動操縦させて、種を的確にまいていくといった方法。一見それは価値のある仕組みだと思えるけれど、かかわっている会社についてもっと注意深く調べるとその危うさがわかるよ。例えば、農業機械メーカーのジョン・ディアや、バイオ化学メーカーのモンサントにしても、もともとITに強い企業ではないんだ」

農業の世界はITの未開の地。

だからこそ、そこは技術力のあるスタートアップにとって可能性に満ちている世界。

「驚いたよ。ほかの業界と比べて農業はこんなにも遅れているのかと。ユーザーエクスペリエンスは最悪で、話を訊いたファーマーたちの多くは、一度ソフトを導入してみたものの、使い方がよくわからないと言っていた。彼らはわざわざお金を払ってそのソフトを使うためのトレーニング講座を受けさせられていたんだ。ぼくらの感覚だと、そんな教室に座って使い方を学ばなければいけないソフトなんてありえない」

ヴォルマーは、シリコンヴァレーで有名なヴェンチャーキャピタリスト、マーク・アンドリーセンの言葉を引用してこの業界の未来を語る。「アンドリーセンは『ソフトウェアが世界をのみ込んでいる』と表現しているけど、農業はまだソフトウェアにのみ込まれていない場所なんだ。でもそれはどの業界でも起こりうることで、いままさに農業で起こり始めている」。

 

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